お疲れ様です。赤鬼です。
HHKBのキャリングケースをご紹介します。
結論からいえば、見た目を気にしなければとても良い商品です。
順を追って見ていきましょう。
ビジネスバッグの縮小版
まずは外観から。
公式ページによると、ケースのサイズはW310×H165×D80 (mm)です。
キーボードを収納するスペースは、W300×H155×D55 (mm)とのことでした。
持ち手がついていて、外側にはポケットが設けられています。
おおまかな特徴としてはこんな感じですね。
公称では“ハードケース”とされていますが、ナイロン製です。
ギターでいうところのソフトケースのような質感です。
「ハード」から連想するイメージとは違いますね。
とはいえ、作りはしっかりしています。
そこそこの厚み、若干のクッション性もあるので、大切なキーボードを保護してくれそうです。
このケース、ビジネスバッグの縮小版のようだと感じました。
若干ネガティブな感想になってしまうのですが、オシャレな見た目とはいえません。
どちらかといえば無骨で、好みもあると思いますが、個人的にはカッコよさも感じません。
モノは良質なので、機能性に重きをおきたいところですね。
収納してみる
さすが専用品といったところで、HHKBがぴったり入ります。
収納したのは愛用の Professional 2 です。
有線キーボードなのですが、外側のポケットにケーブル類を入れておくことができます。
ちなみに、突起がついている Professional HYBRID Type-S もまったく問題なく入りました。
シンプルなケースではありますが、持ち運ぶとなればとても便利に使えます。
試しに、ひとまわり大きいキーボードも入れてみました。
一応、中に入れてファスナーを閉じることはできました。
が、相当キツキツだったのでおすすめはできません。
キーボードとケース、どちらも痛んでしまいそうで、ブログ用の画像を撮影せずに取り出してしまったくらいです。
HHKBと同様サイズ、いわゆる60%キーボードであれば収納できます。
ケーブル類は外側のポケットにしまうことができるので、外出先でも有線キーボードを使いたい人は重宝すると思います。
キャリングケースは、キーボード好きからしてもニッチな商品かもしれません。
が、必要とする人のニーズはきちんと満たしてくれるでしょう。
保管ケースとして
これを買ったのは何年も前で、まあまあ付き合いは長いほうです。
正直なところ、キャリングケースとして使ったのは一回か二回程度です。
私の場合、普段は保管ケースとして使用しています。
HHKBを二つもっているので、使っていないほうをここに入れています。
本来想定された用途とは違うかもしれませんが、このケースは保管するときにも頼りになります。
ソフトケースよりも汚れや衝撃に強く、かといって金属製や皮製のような仰々しさがない。
強度・質感ともに、部屋の中におくにはちょうどいい製品です。
そのまま棚に飾ってもいいんですが、大切なキーボードを守りたい気持ちが大きいのです。
実勢価格は4千円を少し超える程度。
汎用のキーボードケースと比べれば、ちょっと値が張るような気がします。
とは言いつつも、類似の製品がなかなか見つからないんですよね。
ソフトケースはあっても、この質感でこの価格のケースは、ひょっとしたら唯一無二かもしれません。
強気でおすすめはできませんが、買ってよかったとは思っている赤鬼でした。
お疲れさまでした。
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