お疲れ様です。赤鬼です。
PCを用意しました。
今後のブログ運営はこのPCがメインになります。
今さら紹介するほどのものではないかと思いますが、お披露目の意味で書いておきます。
Deskmini A300
ASrockさんから発売されている超小型ベアボーンキット。
ASrock公式のYoutubeで知りましたが、Deskminiは日本でいちばん売れたらしいですね。
たしかにブロガーやYoutuberのレビューも豊富で、情報に困ることはありません。
後継の「Deskmini X300」も人気で、さらに拡張性の高い「Deskmini MAX」も話題になりました。
このA300はだいぶ型落ちになりましたが、まだ入手は可能です。
私自身、実は久しぶりに手に取りました。
コンパクトな筐体にあらためて感激しています。
企業のオフィスによくあるスリムタワーPCと比べると、およそ1/4くらいのサイズでしょうか。
ATX電源とほぼ同じサイズで、その気になればモニター裏にマウントすることもできます。
小さくてかわいらしい筐体とはいえ、しっかりとしたデスクトップPCです。
スペックをみれば納得していただけるかと思います。
数年前はワクワクした構成
各パーツの詳細は忘れてしまいましたが、だいたいこんな構成になっています。
- CPU AMD Ryzen 5 2400G
- メモリ 16GB
- SSD 256GB
- OS Windows 10 Pro
数年前であれば、そこそこ夢があった構成だと思います。
当時は「コンパクトPCにRyzenが組みこめる!」ということで、私自身テンションが上がったのを覚えています。
USBポートを増設したり、Wifiキットを導入したりと、追加のカスタムも楽しませてもらいました。
「どうせならリモートデスクトップ!」とPro版のWindowsまでインストールしたくらいです。
今となってはエントリークラスの性能というか、「高コスパ・低スペックの事務用PC」を組もうとするとこんな感じになるかと思います。
CPUは4コア8スレッド、メモリは16GBです。
記事の執筆やかんたんな画像編集であれば、サクサク動いてくれるでしょう。
まだまだ現役で使えます。
しかし実をいうと、組み立てた当時ですらわりと早い段階で使わなくなってしまったんです。
せっかくワクワクしながら組んだのに、ほとんど使っていませんでした。
どうしてこれまで放置していたのか。
次項ではこのベアボーンキットの欠点について書きます。
うるさい
使わなくなった理由は「音」に問題があったからです。
このPC、とにかくうるさいんです。
それも音量が大きいとかではなく、耳障りな高周波音がずっと鳴っています。
いわゆる「コイル鳴き」と呼ばれるもので、Deskminiの持病みたいなものですね。
私の手元にある個体も例外ではなく、複数の箇所でコイル鳴きが発生しているようです。
電源アダプター、本体のVRMまわり、あとはCPUクーラーのファンですかね。
やっかいなことに、起動中やスリープ時はもちろん、電源がオフのときですら「キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」と鳴っています。
たとえば扇風機や換気扇のように、低めの音が鳴るのならまだ許せるんですが……。
耳に突き刺さる高音がうっとうしくて、使わなくなりました。
当時はこの問題を解決する気力も財力もなかったので、結局放置することになったのです。
最後の悪あがき
ブログ開設を機に、本当は新たなPCを組もうかと思っていました。
しかしPCパーツの価格が高騰していて、自作だとなんとなく損する気持ちになってしまいます。
半導体不足が続く中、戦争も始まりました。
“時期が悪い”ってやつを実感しています。
それからこのCPU、Windows11のアップデートリストから漏れてしまいました。
3400Gがギリギリのラインだったようです。
Renoirを搭載するにしても、非公式のBIOSを入れなければならず、もはやお役御免のマシンです。
というわけで、最後の悪あがきとしてブログ執筆用のマシンとして使うことにしました。
フォローするわけではありませんが、あらためてみるとやはり魅力的な製品だと思いました。
目を疑うほどコンパクトなのに、PCとしてきちんと使えます。
それでいて見た目には「おもちゃ感」があり、ほかのPCにはない独特な所有欲が満たされます。
当面はこのまま使いますが、前項で取り上げた「コイル鳴き問題」は早急に解決したい。
ずっと耳鳴りがやまないような不快感があるので、これはさすがに対処しなければなりません。
今後はこのDeskmini A300で執筆していくと決めた赤鬼でした。
お疲れさまでした。
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