【FILCO】テンキーを導入!【Majestouch TenKeyPad 2】

お疲れさまです。赤鬼です。

FILCOのテンキーを導入したので紹介します。

正式な商品名は『Majestouch TenKeyPad 2 Professional 茶軸・黒』とのこと。

以下、「テンキー」として書いていきます。



数字は左手で入力したい

今回はちょっと変則的に、デスクに設置した状態からみてもらいます。

キーボードもFILCOなので、質感や雰囲気がマッチしています。


もちろんサイズこそ違いますが、奥行や高さはまったく同じでした。

FILCOのテンキーを選んだ理由は、この組み合わせを実現したかったから。

事務的な作業のときだけデスクにおくつもりでしたが、常駐させても別にいいかなと感じました。



画像の配置からわかるように、私はテンキーを左側に設置しています。

市販されているフルサイズのキーボードであれば、テンキーは右側がデフォルトだと思います。

しかしそれだと、マウスの持ち手が遠くなるんですよね。

たとえばエクセルで数字を入力するとき、右手はマウスだったり矢印キーだったりを操作する局面が多い。

数字は左手で入力したほうが効率的で、慣れればこっちのほうがやりやすいと思います。

だからこそ、テンキーは別で用意したかったのでです。



メカニカルスイッチ採用のテンキー

ざっくりと概要をみていきます。

本体はこれぞFILCO、といった感じの佇まい。

重量は225gで、テンキーにしてはがっしりしているほうだと思います。

精密機器の部類ではあるでしょうけれど、手に持った感触からは剛性が高い印象を受けました。

こともできます。




裏面はこんな感じ。

本体にはスタンドが収納されていて、無段階で調整できます。



スタンドを展開しました。

ユーザーの良きように調整する感じです。

私はベタ付けで使うのでスタンドは展開しません。


PCとの接続はUSBケーブルです。

FILCOと彫られたケーブルが付属していました。

当然ながら、ドライバーをインストールする必要はありません。

PC側のUSBポートに接続すればそのまま使用することができます。


画像にも映っているように、「Backspace」や「Tab」がついています。

矢印の操作やページのアップダウンもできるので、作業内容や操作方法によってはテンキーだけで入力を完結させることも可能です。




最大の強みと致命的な弱点

このテンキーはメカニカルスイッチを採用しています。

由緒正しき、Cherry MXのキースイッチですね。

ここが最大の強みといっていいでしょう。

スイッチの種類によっていくつかのバージョンが用意されていますが、私は茶軸を選びました。

いわゆるタクタイルで、打鍵時にクリック感があるタイプのスイッチです。

売上の計算など、間違ってはいけない局面が多々あるので、しっかりとした打鍵感がほしかったのです。

なんならカチカチうるさい青軸でもよかったくらいですが、ラインナップされていませんでした。



さて、ここで致命的な弱点を紹介します。

本体側に接続するUSBケーブルの端子が、なんとmicro-USBでした。

着脱式なのはありがたいですが、今さらmicro-USBのケーブルが増えるのはちょっと辛い。

ただ数字を入力するだけならType-Cにする必要はないのかもしれませんが、このいびつな形状にアレルギー反応を示す人も少なくないと思います。

私自身もけっこう気にするタイプですし、人によっては即刻「いらねえよこんなの」となってもおかしくない仕様です。



そのほか、とくに不満はありません。

Cherry MXのスイッチが使われているからか、ちょっと値段が高いくらいですかね。

耐久性は期待できそうですし、全体的な質感には満足しています。

もちろん、動作も良好です。




Majestouchシリーズのユーザー向け買いだけど……

正直、評価は難しいですね。

モノはいいんですが、おすすめしづらい雰囲気はあります。

いうまでもなく、micro-USBのせいです。

誰かがこれを買ってガッカリする姿はみたくありません。



私のように、Majestouchシリーズのキーボードを使っているなら買ってもいいと思います。

画像の使いまわしですが、この親和性はなかなか見られません。

デスクに設置していればケーブルは差しっぱなしになるので、micro-USB問題に目を瞑ることができます。

裏を返せば、この組み合わせ以外を検討しているなら、ほかの製品を選んでもいいと思います。

メカニカルの打鍵感にこだわりがなかったり、ラップトップとあわせて使いたかったり。

これよりも安く、普通に使えるものはたくさんありますから。



私が神経質なのはわかっていますが、やっぱりUSBケーブルの端子は気になりますね。
「使用上の問題はないが、仕様上の問題はある」といった感じでしょうか。

後悔はしていませんが、もしこのテンキーが壊れても買いなおすことはないでしょう。

改造ベースにするか、部品取りにするかだと思います。



そういえばキーボードのときもケーブルに不満があったような気がします。

着脱式ではないことや、真ん中から生えてるのはイケてないことなど。

素人なのでわかりませんが、少なくとも技術的な問題ではないと思うんですけどね。

どうにかしてほしいです。


次回作に淡い期待を寄せる赤鬼でした。

お疲れさまでした。

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