お疲れさまです。赤鬼です。
撮影用の背景シートを購入したのでご紹介します。
スタンドではなく、背景シートのみです。
ここが重要なポイントです。
ほっこりしながら開封
中華製品にありがちなガサガサした袋を開けます。
商品は青い紙に包まれていました。
むむ、なにか書いてあるぞ……?
心温まるメッセージがプリントされていました。
こういう気遣い、素直に喜ぶタイプです。
嬉しいですよね。
ほっこりしたところで、商品を確認しましょう。
今回は黒と白のセットを買いました。
画像ではわかりにくいですが、光沢と非光沢を裏表で使い分けられます。
撮影するものによって適宜、シートをひっくり返す感じになるんでしょうか。
私は非光沢の面しか使わないと思います。
サイズは60cm×130cmです。
大きくはないけれど小さくもない、物撮りにはじゅうぶんなサイズです。
これよりも大きなものを撮影するとしたら、部屋の壁紙やらカーテンを利用したほうがいいでしょう。
PVCはクセがすごい
素材はもちろんPVCです。
価格や耐久性を含め、背景シートはPVC一択だと思っています。
ひとつ難点を挙げるとすれば、クセです。
ロールされている状態で保管されていたようで、商品到着時はまともに広げることができませんでした。
実は前項の商品画像も、時間をかけてクセをとってから撮影しました。
やり方はシンプルです。
クセがついているほうと逆方向に巻いて、段ボールの中に一晩放置しました。
PVCの頑丈さゆえの苦労ですが、とくにこの製品は頑固でした。
逆巻きしようと試みたときも、こちらの企みを無視して何度もシュルシュルと戻ってしまいました。
二人いればかんたんですが、一人でやろうとすると本当に大変です。
クセがとれてしまえば使いやすいですが、開封直後はかなり難儀すると思います。
俯瞰撮影のために
正直なところ、背景シートは何枚ももっています。
この製品を買ったのは俯瞰撮影をするためですが、もちろんすでにもっている背景シートでも対応できました。
ただ、オフィス内に撮影拠点を増やしたい思惑から、背景シートのみを購入したわけです。
というのも俯瞰撮影するにも現状、機能しているデスクはIKEAのウーテスペラレのみ。
このデスクがちょっと厄介で、天板の仕様上、どうしても手や指の皮脂がついてしまいます。
水拭きと乾拭きを何度かくり返さないと、手の跡が消えてくれません。
散らかってるだけならまだしも、これはシンプルに不潔です。
そこでこの製品に活躍してもらおうと思ったのです。
試しに、黒いほうのシートをデスクに敷いてみました。
まるで最初からこういうデスクだったかのような佇まいです。
もちろん白もいけます。
この画像だけ見れば、白い天板を使っているように錯覚するでしょう。
もちろん、汚い床において撮影しても読者にはバレません。
デスク上で俯瞰撮影したいときに、さっと取り出してパッと撮影できる。
こんな環境を構築したかったので、この製品に白羽の矢が立ったわけです。
普段はスタンドを使って撮影ブースらしきところで商品画像を撮っているんですが、たまに追加の画像がほしくなるときがあるんですよね。
商品を見たり触ったりしながら記事を書いているときはとくに、手元にモノがある状態で撮影したい。
今後どういうかたちで運用していくかは未知数ですが、俯瞰撮影するときにはこれを頼るでしょう。
いろいろと便利に使える
アイディア次第でいろいろと便利に使えます。
スチール製のラックにマグネットで仮固定すれば、いつもの部屋が撮影ブースに早変わりします。
我ながら、これはいい活用方法だと思いました。
ただでさえせまい部屋なので、大きい撮影スタンドを常駐させるのはなかなか億劫なんですよね。
背景シートを広げたり、マグネットを留めたりする手間はあるにしても、こうしてミニマムに展開できるのはありがたいです。
思えば私はずいぶんと遠回りをして、いろいろなスタンドを買ってしまいました。
早くこの方法を思いつけばよかったと後悔しています。
もちろん既存の撮影スタンドでも使えますし、前項にあったように俯瞰撮影用としても活躍してくれます。
撮影ブースを作るときにも、これを敷いてしまえば天板の影響を受けません。
たとえばサムネイルは木材の天板で撮影、商品の説明ではPVCのシートを使う、なんてこともできます。
耐久性やメンテナンス性の良さは言わずもがな、くるくると丸めてしまえばコンパクトになるので、収納にも困らないでしょう。
これから商品レビューを始める人にはとくにこの製品をおすすめしたいです。
私も経験がありますが、それっぽい画像を撮ろうとすると、背景シートではなくスタンドのほうに意識が向きがちなんですよね。
撮影ブースに対する先入観がそうさせるのか、撮影環境もそれっぽく整えたくなるんです。
部屋のスペースに余裕があったり、こだわりが強かったりする場合は別ですが、実際に画像を見る人はそんなこと気にしていません。
価格が高いものではないので、まずはこれを検討してみてください。
自分のように遠回りしてほしくない赤鬼でした。
お疲れさまでした。
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