お疲れさまです。赤鬼です。
レンズキットを購入したのでご紹介します。
なんとなく楽しそうだったので購入しました。
結果からいえば、これは買わなくていいやつです。
レンズは4種類
セミハードケースが付属しています。
けっこう細々としたパーツが入っているので、これはありがたいです。
開けるとこんな感じです。
まさに”機材”って感じがします。
レンズ各種に加え、スマホ装着用のブラケットやアイキャップ、クロス等が付属しています。
デフォルト状態でのレンズは、望遠と魚眼、そして広角の3つです。
望遠は12倍、魚眼は180度、広角は0.36xとのこと。
実は魚眼と広角に関しては、下部にマクロレンズが重なっています。
つまり上部パーツを外せば、マクロレンズが使用できるわけです。
マクロは15xとのことですが、細かなことはよくわかりません。
これで一応、4種類のレンズが使えることになります。
そもそもなんでこれを買ったのかというと、私のスマホが iPhone SE だからです。
望遠も広角もない、単眼カメラです。
たった数千円でこれらの機能が手に入るなら安いもん、と考えました。
今思えば、浅はかな考えでした。
マクロ撮影が目的
ブログで商品レビューをしていると、たまに接写したくなるときがあります。
このキットにはさまざまなタイプのレンズが同梱されていますが、主な目的はマクロ撮影でした。
ということで、さっそく使ってみます。
まずは通常のカメラで、カーペットを撮影してみました。
本当に何も考えず撮影しました。
画面中央に木くず?みたいなゴミがあるのは、なんとかわかります。
見てのとおり、全体的にぼやけていますね。
マクロレンズを装着して撮影するとこんな感じ。
かなり近づけて撮影しました。
木くずはおろか、カーペットの毛並みまでくっきり撮影できました。
が、近づきすぎて画面上部がぼやけて歪んでいます。
仕方のないことですが、このぼやけ方はクールじゃないと思います。
よくよく考えてみれば、こんなに接写したくなる局面なんてほとんどない、と気付きました。
この時点で、買わなきゃよかったなと思いました。
現実的に使えるのは、広角レンズだと思います。
通常カメラでドロイドくんを撮影するとこんな感じ。
まあ、普通ですよね。
今度は、広角レンズを装着して撮影しました。
スマホの位置も、カメラの設定も、照明の位置も、まったく同じ。
両サイドがはみ出るくらいには画角が広がっています。
どうしてもiPhone SEを使いたくて、ちょっと画角が足りないとき。
ツッコミどころが満載なほどの限定的な状況ですが、これなら大丈夫です。
ついでに広角レンズでカーペットを接写してみました。
設定は何もいじっていませんが、木くずみたいなゴミがはっきりとわかるようになりました。
私の用途でモノを接写するのであれば、広角レンズを装着しながら、物理的に寄って撮影すると思います。
とはいえ、さすがに無理がありますよね。
このためにわざわざ準備するってのも億劫ですから……。
少なくとも私にはこれ以外の使い道が思いつきません。
やっぱり買わなくていいやつです。
でもちょっとロマンがある
この製品はたしか、3000円くらいで買ったものです。
買わなくてよかったと思っているものの、3000円ぶんくらいは楽しめた気がします。
たとえば、魚眼レンズです。
これ、やってみるとちょっと楽しんですよ。
有効な使い道はまったく思いつきませんが、いい感じの写真を撮りたくなる映り方をしてくれます。
あと望遠レンズもけっこう楽しい。
付属のアイキャップを付けると、手持ちでの望遠鏡になります。
一応、倍率を変えられます。
遠くにピントを合わせていると、スパイになったような感じがしてワクワクします。
まあ、これこそ有効活用できそうにないですけどね。
アウトドアが好きな人ならもっておきたいのかな?とは思います。
個人的にもっともワクワクしたのは、カスタムしてる感があったことです。
こんなふうに「シンプルな性能のマシンが武装してなんとかしようとしてる様子」が好きなんですよね。
単体(SE2)では心もとない性能だが、専用パーツの装着によって拡張できる、みたいな。
ロボット好きなら理解できると思います。
この感覚をスマホで実現できる、っていうのはロマンがあります。
しかしここまで書いているとおり、買わなくていいやつです。
いい感じの写真を撮りたいのなら、最初から複眼カメラのスマホを買ったほうがいいです。
使い勝手を含め、このレンズキットではなんとかしようとするのは無理があります。
絶対におすすめはしません。
型落ちでもいいので、そろそろ新しいスマホが欲しいと思う赤鬼でした。
お疲れさまでした。
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