お疲れさまです。赤鬼です。
デスクワゴンを買ったので紹介します。
今回選んだのはHELMEL（ヘルメル）という製品。
購入先はIKEAです。
見た目と価格に惹かれて買いました。
結果からいえば、私はまったく満足していません。
組み立ては面倒
部品の点数が多いです。
しかもそのほとんどが、うすい鉄板。
これらをはめ込んだり、留めたり、折り曲げたりして組み立てていきます。
頻繁に「向き」の指示があるので注意が必要。
ちなみに組み立てにはドライバーが必須ですが、付属はしていません。
特筆すべきは折り曲げですね。
良くいえば斬新、悪くいえばややこしい作業でした。
わかりやすいのは引き出し部分で、点線みたいになっているところをグイっと折り曲げる感じ。
画像にも映っているように、各所に「ツメ」があって、これらもまた折り曲げる必要があります。
ドライバーはこのツメを曲げるときにも使います。
厚みがない鉄板なので、曲げすぎないよう気を遣いながら作業しました。
元からなのかはわかりませんが、微妙に曲がっているところもありました。
わかるかなー。
手で曲げられるほどうすい鉄板ですからね。
これは仕方ない。
残念ながら、過去イチで面倒な組み立て作業になりました。
難しいわけではありませんが、ただただ面倒。
いつもなら流し読み程度で済ませてしまう説明書と、しばらくにらめっこしたくらいです。
詳しくは次項で説明しますが、各部の精度は良くないですね。
完成したけど……
一応完成しました。
無骨な感じがしてカッコいいと思います。
6段もあるのでけっこう収納できます。
文房具関係はもちろん、小物のガジェット、大事な書類とかもここで保管するつもりです。
引き手の白い部分はただの紙です。
これに好きな文字を書いて管理ができる、と。
使うかどうかわかりませんが、活用するなら別の厚紙を入れて色を変えたいところですね。
デスク下においてみました。
ウーテスペラレとの相性はいいと思います。
レイアウトについてはあらためて考えますが、とりあえずはこのままで使う予定です。
今回の組み立てて、あえて省いた作業もあります。
気づいた人もいるかと思いますが、キャスターをつけていません。
というのも、取り付けようと思ったらネジ山を潰しかけたからです。
部品の精度が悪いのか、やり方が悪いのか。
本体のネジ穴が小さいのか、ネジが大きいのか。
とにかくこの段階でスムーズには組めなかったので、後まわしにしました。
うるさい
この製品には致命的な欠点があります。
引き出すたびに、鉄のこすれる音がします。
もちろんベアリングがついていないことは購入前からわかっていました。
構造的に仕方のないことで、そのわりには音が控えめな気もしますが……
音質自体が耳障りなんですよね。
実際に使ってみると思いのほか気になりました。
しかもこの製品、その耳障りな音が反響します。
うすい鉄板同士がお互いに響き合って、音を増幅しているような感じがします。
要するに、プレートリバーブがかかっているような状態ですね。
ものを入れれば多少は緩和されると思いますが、これもけっこう不快でした。
私の場合は一軒家、しかも部屋をオフィス専用にしているのでまだマシですが……
たとえば木造アパートで使うとなると気になっちゃうかもしれません。
もちろん組み立て中も音が響きまくるので、昼間しか作業できないと思います。
なにか対策が必要ですね。
失敗したかも……
見た目と価格に惹かれて買った、と冒頭に書きました。
その点に関してはたしかに優秀です。
こんなにカッコいい製品を低価格で提供してくれたIKEAに感謝しています。
しかしここまでご紹介したとおり、不満はたくさんあります。
とくに使用上の騒音問題は無視できないレベルでした。
価格相応といえば受け容れられそうですが、使うたびにこの音が響くとなるとさすがにうんざりします。
もうちょっと頑張って高い製品を買ったほうが幸せになれたかな、というのが今の本音です。
そう思った時点で、失敗と言わざるを得ないのかもしれません。
予算には限りがありますから、言い切るのは難しいですけどね。
私のようにケチった結果での選択なら、おすすめしません。
可及的速やかに、騒音対策しようと思った赤鬼でした。
お疲れさまでした。
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