お疲れさまです。赤鬼です。
ハンドドリップコーヒーを始めたので記録しておきます。
必要なもの
コーヒーが好きで、喫茶店にもよく足を運んでいます。
自宅でのハンドドリップにもずっと興味がありました。
ただ、初期投資がかかるので手を出しづらかったんですよね。
このまま砂糖だらけの缶コーヒーを飲み続けるのもどうかと思い、勢いに任せて始めてみました。
とはいえお金がないので、道具は100円ショップのものでそろえました。
● コーヒーミル
● フィルター
● ドリッパー
最低限この3つさえあれば、それっぽくコーヒーを淹れることができます。
豆を含めて、ほかにもいくつかの道具を使うんですが、それは後述します。
ちょっとだけ仕様を確認してみましょう。
コーヒーミルのハンドルは折り畳み式です。
コンパクトに納まっています。
キャンプなど、持ち運びには便利かもしれません。
全バラ状態がこちら。
ほかのミルをもっていないので比較できませんが、手挽きの場合の部品点数はこんなもんなんでしょうか。
シャフト部分の小さいカラーみたいな部品、失くしてしまいそうです。
その刃ですが、セラミックっぽい素材でした。
錆びないのでいいと思いますが、刃の部分って手では分解できないんですね。
洗うときが面倒なので、ここはちょっと嫌です。
ちなみにこのコーヒーミルはキャンドゥで500円でした。
ずいぶん前に買ったもので、棚の奥にしまっていました。
もう入手困難だという噂を聞き、記事を書くにあたって店舗に行って確認しましたが、たしかに陳列されていませんでした。
ドリッパーも見てみましょう。
これもキャンドゥです。
ドリッパーによっても味はかなり変わるらしいですね。
これはどうなんでしょう。
わかるところでいえば、3つ穴のタイプでした。
ダイソーのドリッパーは、私が見たものに限っては4つ穴でした。
こだわる人は穴の数だけでなく、内径とかも見るんでしょうか。
開封します。
見るからにプラスチック製です。
素人の私が思うスタンダードなドリッパーはこれです。
良し悪しはわかりません。
最後にフィルターを見ていきます。
店舗内でなんとなく目についたのがこの製品でした。
ドリッパーに対応していればなんでもいいかなと思ってこれを選びました。
見てのとおり、無漂白のものです。
漂白タイプを嫌ったわけではありません。
本当になんとなく、選んだだけです。
違いのわかる男になりたいですね。
いざ、挽いてみます
肝心の豆ですが、これは近所のスーパーでいちばん安かったものです。
私にとっては最初のドリップなので、違いなんてわかりません。
有名なメーカーだし、これでも満足するでしょう。
一度コーヒーミルに豆を詰め込んで、その総量を測ってみました。
20.7グラム。
つまりこの量がミルの限界値になります。
実測の数値をもとに、ネットの情報を駆使し、適正といわれる水を測りました。
最初なので測りましたが、だいたいの量です。
好みによるでしょうし、気分にもよると思います。
慣れてくればドリップしながらの目測で大丈夫なんじゃないか、とも思っています。
コーヒー好きに怒られちゃいそうですね。
フィルターを湿らせるためにわざわざ別でお湯を沸かし、挽いた豆をセットしました。
トップのダイヤルで粒度を調整できるらしいんですが、いまいちよくわかりませんでした。
このときは粗目に設定したつもりです。
挽いた感想としては、めっちゃ疲れました。
これが手挽きのスタンダードだとしたら、早々にくじけてしまいそうです。
この後ドリップしたものの、神経質になりすぎて写真を撮るのを忘れていました。
最初は湿らせて、時間を測り、何回かにわけてゆっくりと……
ネットの情報を頼りにドリップしました。
香りがぶわっと広がって、なかなか素敵な時間だと思いました。
おいしくいただきました
さて、完成です。
手挽きの苦労もあってか、けっこうテンションあがりました。
粉コーヒーをお湯に溶かして飲むのとは別物です。
おいしくいただきました。
とくに違いを感じたのは香りですね。
私はコーヒーの味も好きなんですが、どちらかといえば香りを楽しんでいるタイプです。
部屋が本格的なカフェのような香りに包まれて、これにはちょっと感動しちゃいました。
ドーナツもおいしかったです。
ハンドドリップ、やみつきになるのはわかりますね。
素人ながら淹れたコーヒーがこんなにおいしく感じるのであれば、さらに探求するともっとおいしくなるはず。
豆の種類はもちろん、挽き方や保存状態、お湯の温度やドリッパーの形状、流れ滴るスピードやフィルターの質、なんならマグカップによっても違ってくると思います。
上級者になると、プライパンで豆を炒るところから始めるとか……。
趣味としての奥行きがありますよね。
素晴らしいと思いました。
自分には合ってないかも……
コーヒーを飲むのとは、別の楽しさがあります。
道具をそろえるだけでもワクワクしますし、もちろんおいしいコーヒーを淹れれば満足度は上がります。
ただ、自分には合ってないかもしれないと思いました。
率直にいえば、今回のようなドリップを日常的にやろうとは思えませんでした。
とくに手挽きの作業がけっこう疲れました。
高級で良質なミルを使えば多少軽減されるかもしれませんが、私の場合は手挽きが習慣にならないような気がしています。
もちろんコーヒーは好きなので、電動ミルを使うか、なんならコーヒーマシンを導入するとか、そういうところに落ち着きそうです。
とはいえ、今回は本当にいい体験だったと思っています。
ドリップポットや温度調節可能なケトルを買ってもいいかな、と思えるくらいには前向きに感じています。
そろえた道具も、キャンプやツーリングに行った際に活躍する可能性はあります。
豆もまだまだ残ってるので、今度もドリップしながらしばらく様子をみたいと思います。
コーヒー好きの人たちも、毎朝これをやっているわけではないことを信じたい赤鬼でした。
お疲れさまでした。
コメント