お疲れさまです。赤鬼です。
楽天スーパーセールで書見代を購入しました。
ずっと前から欲しいと思っていたのですが、どういうわけか買ってませんでした。
期待に胸をふくらませてレビューします。
仕様と構造をざっくりと
まずは折りたたんだ状態からみていきましょう。
商品ページの説明によると、素材は「木製/竹製」とありました。
どっちつかずな感じがありますが、そこそこずっしりとした重さがあります。
裏側はこんな感じ。
棚の隙間にスッと収納できそうなサイズ感です。
展開させるとこんな感じ。
よくあるノートパソコン用のスタンドと構造は同じですね。
背面の溝で傾斜を変えられます。
これについてもよくあるスタンドの構造です。
義務教育を受けている人であれば、手に取った瞬間に仕組みを理解できると思います。
違いがあるとすればこの部分。
アームが展開できます。
先端にはビニールみたいなカバーが装着されています。
これでページをグリップできる+傷の防止になるわけです。
使ってみた
さっそく使ってみます。
まずは手元にあった文芸誌から。
ポンと置いたときのサイズ感はこんな感じです。
厚み的に大丈夫かな、と心配していたんですが、土台部分はまだ余裕があります。
ページを開いて、アームを展開しましょう。
中身を見せるわけにはいかないので上からの画像です。
左右の厚みの差が極端であっても、しっかりホールドしてくれます。
今度は逆に、薄めの本で試します。
手の届くところにあった文庫本を乗せてみました。
この作品は原稿用紙換算で130枚くらいの短編です。
序盤のページで留めてみるとこんな感じ。
くの字に曲がったアームはけっこう強力で、しっかりホールドしてくれました。
使っているうちにゆるんでくる可能性はありますが、曲がりを矯正すれば大丈夫そうです。
シンプルな構造ゆえの耐久性ですね。
タブレットスタンドにもなるということで、iPadを乗せてみます。
サポートがとっくに切れている、『iPad Air 2』です。
9.7インチで、余白がけっこうある感じですね。
タブレットスタンドは別でもっているので、この用途では使わないと思います。
読書習慣があって、タブレットも使って、それでいてあまりモノを増やしたくない人にはいいんじゃないでしょうか。
使うつもりだけど……
私の場合、本を見ながら作業することってけっこうあるんですよね。
資料として参考書籍を開いてブログを書いたり、大好きな小説の文章を書き写したり。
書見台が欲しいな、とずっと思っていたんですが、なぜ今まで買わなかったのか自分でもわかりません。
今回手に取ってレビューしたところ、かなり便利だなと思いました。
しかしこの商品に限っていえば、実はあまり気に入っていません。
というのも、作りが雑だなと思うところが各所にあります。
たとえば画像のようなささくれ。
指に刺さるようなひどいものはありませんが、けっこう気になります。
ヒンジがオフセットされている構造ですが、よく見ると飛び出しています。
そもそも最初にこの製品を手に取ったとき、質感というか手触りがあまりよくなかったんですよね。
細部に小さな粗があることで、全体的な印象にも影響するんだと思います。
とはいえこの製品、価格は2000円もしません。
このくらいで文句を言うのも無粋かな、と思う自分もいます。
安さにこだわれば数百円程度でも買えるので、なんともいえないところですが……
構造自体は単純ですから、カスタムベースとしては優秀かもしれませんね。
自分で木材を切り出して、目に見えるところを好きな板に変えて、気になるところを修正する。
そうすれば、唯一無二の書見台が手に入ります。
せっかく買ったのでしばらくこのまま使うつもりですが、我慢できなくなったら実践しようと思います。
違った楽しみ方を見つけてしまった赤鬼でした。
お疲れさまでした。
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