【自己研鑽】Kindleの活用方法について

お疲れ様です。赤鬼です。

今回は Kindle の活用方法について考えていきます。

上の記事にあるとおり、私の用途に Kindle は合いませんでした。

私にとってKindleがどんな立ち位置なのか、どう使っているのかを、具体的にご紹介します。



基本的なスタンスは“Kindle はいらない”で確定

「読書専用の端末」となれば、読書好きは色めき立つかもしれません。

実際、私は毎日読書をします。

Kindleは以前から興味がありました。

で、ようやく購入して一年ほど使ってみたわけです。


結論として、電子書籍はアプリを経由してスマートフォンで読めばいい。

これが私の考え方で、基本的なスタンスとして “Kindle はいらない”で確定しています。

バッテリーの持ちがいいとか、通知の邪魔が入らないとか、メリットがあるのは自覚しています。

しかし、端末が増えること自体がスマートではない上に、あの動作の遅さは許容できません。


この一年間、私の生活において Kindle は、あまり活躍してこなかったのが実情です。

とはいえお金を払って買ってしまった以上、まったく使わないのはもったいない。

前置きが長くなりましたが、次項から苦し紛れの活用方法をご紹介していきます。



新書や実用書がターゲット

私は本の内容はもちろん、“アイテム感”も重視しています。

お気に入りの小説や、装丁がキレイな本はとくに、本棚にあるだけで少し幸せな気持ちになります。

単なるデータではなく、本棚に存在してほしいと強く思います。

だから紙の本が好きなんですよね。


しかし本によっては、内容だけ読んでおきたい場合もあります。

たとえば新書や実用書ですね。

手元に置きたくないとまではいいませんが、仕事で必要な知識を得たい場合には電子化されているほうが都合がいいです。

このような本が、Kindle で読むターゲットになります。


スマートフォンやタブレットでもいいのですが、私は気を抜くと Youtubeやらなにやらを立ち上げてしまうタチなので……

実用的な内容であれば、誘惑がない状態にもっていける Kindle のほうがいいと思っています。

重要なところにマーキングをしたり、再読したいページにしおりをはさんだり、入浴中にも学べたり。

動作の遅さは気になりますが、慣れれば使い勝手もいいので、有効活用できます。



スペースへの憂慮

本が好きな人であれば、物理的なスペースの都合を考えたことがあるはずです。

わかりやすいのが漫画で、息の長い作品を全巻そろえるとなると想像以上に部屋を圧迫します。

しかも、じわじわと侵食するように増え続けていくので、置き場も限られてきます。

Kindleであれば、少なくともスペースの問題であれば、一撃で解決できます。


私のように安普請丸出しの家に住んでいると、けっこう深刻な悩みです。

大量の本によって床が抜けるんじゃないか、と不安になっています。

前項と重複しますが、「興味はあるけど手元に置きたいほどではない作品」なんかは、まずはKindleで読むようにしています。

床抜けを防ぐためにも必要な配慮というか、憂慮ですね。


Kindleを外出先に持ちこんだこともありますが、これもスペース的なメリットといえます。

紙の本を持ち運ぶことを考えれば、Kindle の薄さと軽さ、それから防水性能は単純に魅力です。

(それもスマートフォンやタブレットで代用できることではありますが……)

遠出をしてバッテリーの残量が気になる場合など、Kindle が優位性をもつシチュエーションはあると思います。


洋書を読みたい人にはおすすめ

最後は少し特殊な事例かもしれません。

非常にありがたいと思ったのは、洋書を読むときです。

流通の関係か契約の都合かはわかりませんが、国内の書店で売られている洋書は高い。

Kindle版であれば、めちゃくちゃ安く買えます。


たとえばフラナリー・オコナーの作品で見てみると……

ペーパーバックよりも安く買えてしまいます。


とくに英語を学ぶために洋書を読む場合は、Kindle をおすすめしたいです。

サクサクと読み進めるわけではないでしょうから、動作の遅さも気にならないはず。

スマホの誘惑がない状態で取り組めるので、集中して学べるでしょう。

翻訳するにも、マーキングするにも、電子化されているほうが圧倒的に有利ですから。



今後の発展に期待

紙の本を優先するスタンスに変わりはありません。

出会いが電子書籍であっても、気に入った場合には紙の本を買いなおしています。

非経済的で、なおかつ二度手間ではあるものの、実際はそこまでの熱量を持てる作品に出会える機会は多くありません。

フィルター的に機能している、と考えれば、これもまたメリットといえるでしょう。


しかし、私はそもそも電子書籍を毛嫌いしているわけではありません。

この部分は勘違いしてほしくないところです。

電子書籍の在りようと、端末のクオリティーは、分けて考える必要があり、私が抱えている不満のほとんどは端末に対するものです。

とくに動作のもっさり感に対しては、今後の発展に期待したいところです。


「Kindle はいらない」と最初に結論づけていますが、まったく無駄とは思っていません。

これまでご紹介したとおり、主に自己研鑽において、有効活用できる局面はありますから。

Kindle端末の現状を確かめることができたのも収穫といえます。

自分が端末に合わせるのではなく、端末側が自分に合わせてくれるようになればいいですね。


そこまで進化すれば、また買いなおしたいと思っている赤鬼でした。

お疲れさまでした。

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