PC作業時の姿勢について

お疲れさまです。赤鬼です。

今回は作業環境の構築について、持論を恥ずかしげもなく展開していきます。

休憩するのがいちばん

ベストな姿勢をとるにはいくつかコツがあります。

しかし前提として、これは製品の価格や仕様は重要ではありません。

第一に気を配るべきは、作業時の姿勢です。


どんなに快適な作業環境でも、長時間座っていれば疲れます。

疲れを感じたのであれば、休憩するに越したことはない。

ストレッチして身体に血を巡らせたり、甘いものを食べてリフレッシュしたり。

これに勝る解決方法はないと思っていいでしょう。



とはいえ仕事をしていると、そうもいっていられない局面を迎えることがあります。

何時間もぶっ続けで作業しても完成の見通しすらたたない、なんてことも少なくありません。

可能な限り、疲れにくい環境を目指すのは当然のことで、私自身も長年考え続けています。

次項から自分の経験から得たノウハウをぶちまけます。



椅子を基準にする

私は作業環境を構築するとき、なによりも先にオフィスチェアを買いました。

PC作業において唯一、身体全体を支えてくれるアイテムだからです。



疲れにくい姿勢をとるためには、原則として椅子を基準にすること。

できればデスクの導入前に、自分の体格や姿勢にあわせてセッティングすべきですね。



具体的には、以下のように調整します。

● 自分の脚の長さに合わせて「座面の高さ」を決める

● 首に負担がないように「バック(ヘッド)レスト」の角度を決める

● 手や腕が楽になるように「アームレストの高さ」を決める



ここで重要なのが、最後の「アームレストの高さ」です。

私の場合、デスクを組み立てる前にメジャーを使ってここの寸法を測りました。

なぜなら、アームレストの高さが作業姿勢の基準となるからです。




デスクの高さを決める

前項までのセッティングによって、「アームレストの高さ」が定まりました。

デスクの高さは、そのラインをもとに決めます。

アームレスト上部のラインに、デスクの天板が沿うように調整します。


腕はアームレストで支えられるので、手はフリーな状態でデスクに置けるようになります。

要するに、天板を拡大・延長したような使い方ができるわけですね。



高さを自由に調節できるデスクは、選択肢があまり多くありません。

天板の厚みも製品によってまばらなので、多少の誤差がでることもあります。

ぴったり高さがそろったほうがいいのは間違いありませんが、そこまで神経質になる必要はないと思います。

私のデスクも、厳密には数ミリずれた位置にきています。

ただ、実際に使っていて気になったことはありません。

ここまでのセッティングで座った位置こそ、自分の体格に合わせたベストな姿勢です。

荷重が分散され、何時間でも座っていられる環境の出来上がりです。

微調整する

椅子とデスクの位置が定まれば、楽な姿勢をとれるはずです。

その他については取り急ぎ、考えなくていい。

キーボードとマウスの配置や、モニターのサイズと位置など、諸々についてはあとからでもどうにでもなります。

気分や体調によって変わることもあるでしょうから、使いながら微調整していきましょう。



もちろん、こなす作業によっても姿勢は変わります。

PCで作業するのであれば、後傾にセッティングするのが定石です。

しかし手書きでの作業が多い場合は、前傾姿勢についても考えなければなりません。

前傾と後傾、片方にセッティングを振るのも、両方のバランスをとるのもありですね。



私は自分のデスクで書き物をするので、前傾姿勢をとることが間々あります。

そのときは椅子をデスクからちょっと離して、天板の上に腕をのせています。

アームレストの役割を放棄して、腕の荷重を天板に委ねるわけですね。

画像ではバックレストを最前面まで起こしてランバーサポートを当てていますが、これをせずに身体だけ前傾にするときもあります。

高価なオフィスチェアになると座面の角度調整もできるので、ちょっとうらやましく思っているところ。

とはいえ、手書きするたびに座面調整するのも面倒というか、たぶんやらないでしょうから……

まあ、今のままでもとくに不満なく作業できています。




最高のパフォーマンスを発揮できるように

長時間のPC作業において、こだわるところってあまり多くないと思います。

マシンのスペックやキーボードの打ち心地、モニターの画質やソフトの使いやすさなどはもちろん着目すべきです。

疲れにくい姿勢や体勢をとることに対しても、人々はもっとこだわっていいと思います。



どれだけ快適なツールを導入しても、そもそも身体に負担を強いるのでは意味がありません。

長時間の作業を支えてくれるのは、今回ご紹介したような調整によって実現できます。

最高のパフォーマンスを発揮するためにも、自分にあった環境整備にはこだわりたいところですね。



しかも私の場合は毎日のことですから、商品の選別から目をぎらつかせていました。

結果、オフィスチェアに多額の投資をしたわけですが、後悔はしていません。

それどころか現状はとても満足していて、ちょっと前の自分の判断を褒めたいくらいです。

ブログを開設して間もない今、作業環境の整備は私にとってタイムリーなトピックだったのでご紹介しました。

お疲れさまでした。

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